韓経:「赤字の泥沼」に28兆ウォン銀行貸付償還圧力まで…韓国の自動車部品メーカー「連鎖倒産直前」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.23 10:37
韓国の自動車産業を支える部品メーカーが枯死直前だ。昨年の中国の高高度防衛ミサイル(THAAD)報復に続き、今年に入り韓国GMの群山(クンサン)工場閉鎖まで重なり1年以上にわたり苦戦してきた自動車業界の後遺症が本格化したためだ。工場稼動率は半分になり、赤字を出した企業が続出している。運営資金も尽きて久しい。倒産する企業も相次いでいる。現代自動車の1次協力会社であるリハンが企業改善プログラムのワークアウトを申請したのに続き中堅部品メーカーのダナメック、クンムン産業などが相次いで法定管理(会社更生法に相当)に入った。2016年基準で韓国の製造業の雇用の12%、輸出額の13%を占める自動車産業が崩壊しかねないという警告は止まらない。
◆銀行の重点管理対象になった自動車部品業界